患者さまからよくいただくご質問⑦ 後戻りの原因
矯正治療完了後の1年間は後戻りが起こりやすいため、当院ではリテーナー(保定装置)の装着と定期的な受診をおすすめしています。
今回は後戻りの主な原因をご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
矯正の後戻りの原因① リテーナーの使用を怠ってしまった
最も多い原因です。矯正後の歯は非常に不安定なため、リテーナーを継続的に使用しなければ元の位置に戻ろうとします。
リテーナーの使用時間は歯科医院から指示されますので、できるだけ遵守いただくことをおすすすめいたします。
矯正の後戻りの原因② 歯周組織が安定していない
歯を支える骨や歯茎には、元に戻ろうとする「組織の記憶」があります。完全に安定するまで半年から1年以上かかることがあり、この期間のリテーナーによる保定が不十分だと後戻りしてしまう恐れがあります。

矯正の後戻りの原因③ 親知らずの影響
必ずしも原因とは限りませんが、場合によっては親知らずの萌出により奥歯が押され、後戻りを助長する可能性があります。
矯正の後戻りの原因④ 親知らずの影響
舌を前方や下方へ押し出す癖があると、前歯が開いてきたり、歯列が乱れたりすることがあります。

当院では後戻りが起こらないよう、事前の診断やカウンセリングを綿密に行い、治療計画を立案しています。また、治療後も定期的な受診をおすすめし、きれいな歯並びが維持できるよう尽力させていただきます。
当院の矯正治療の流れは以下からご覧いただけます。


